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イベントレポート:コロナ禍の学び いまみんなで振り返ろう!!~ICTを使うだけが、これからの新しい学びなのか?

こんにちは!Driveコミュニティマネージャーのしまです。

2週間にわたって、「コロナ禍の学び いまみんなで振り返ろう!!~ICTを使うだけが、これからの新しい学びなのか?」というイベントをDriveで実施しました!

2週ともゲストの話をオンラインで聞く全国のメンバーと、オフラインでパブリックビューイング形式でDriveから参加するメンバーが入り混じった不思議なイベントでした。笑

第1週:7/18(土) 13:00-15:00
【ゲスト】
佐藤昌宏 様(デジタルハリウッド大学大学院 教授 )
岩本 悠  様(一般財団法人 地域・教育魅力化プラットフォーム 代表理事)

「日本のEdTechの祖」と僕が思っている佐藤さんと、「高校魅力化の祖」と僕が思っている岩本さんの対談を通して、参加者の皆さんと一緒に学びを深めました。

なかでも、印象的だったのは、こんな内容です。

「個別最適化された学び」いうのは、常に更新されるもの。 日々、色々な経験によって、その生徒にとっての最適な状況は変化していく。それはAIが与えてくれるわけでもなく、先生の仕事を奪うわけでもない。テクノロジーもヒトも共存する教育の場が必要である。

デジタルテクノロジーを活用することは、現代教育イノベーターの責任だと思っています。だって、江戸時代の江戸時代の教育イノベーターはノンテックで戦っていたのだから。

地域を大事にするか?ITを大事にするか?は二項対立ではない。教育者自身も、どちらも大事にする二項往還的な発想に切り替えていかないといけない。

本当に、二人と深めるディスカッションは学びだらけで、書ききれないほどでした…。オンラインでできるようになること、オフラインだからできること、を通して「学校の役割とは?」を深める1日になりました。

オンラインではアプローチしにくい、学びのモチベーションが低い生徒へは、教室でいっしょにオンラインのコンテンツを視聴するが、学びのモチベーションが高い生徒は、探究学習だけは教室で行い、教科学習は個人でやるのもありだなぁ、などと、僕自身がこれから実現したいと思う学びのカタチを明確にしていけました…。

より生徒一人ひとりに合わせた対応をしていくために、どうするか?
これを考えていく必要がありそうですね。

第2週:7/25(土) 13:00-15:00
【ゲスト】
大谷真樹 様(インフィニティ国際学院 学院長)
片山晴菜 様(ミネルバ大学 現役学生)

「世界を旅して学ぶ高校」のインフィニティ国際学院、「世界を旅して学ぶ大学」のミネルバ大学からそれぞれゲストに来て頂きました。

2週目で印象的だったのは、お2人が、なにを教室に求めるのか?といった内容です。

“教室”に求めることは、
①そこに多様な人がいること
②学んだ内容を応用ができる場であること

“教室”に求めることは、
①外部と繋がれる機会があること
②人生のロールモデルに出会えること

お2人とも、教室は学校に閉じたものではなく、一緒に汗をかいてくれる憧れの先輩のような人と出会いながら、これまで身に着けた知識を実践・応用していける場が理想だなぁと思っているようです。まさに、こんな学びの場が広がっていくといいよなぁ、と僕も思いました!

2週とも、とても学び深い時間でした…!
きっと主催した僕が一番楽しんで勉強できたなぁと思います!笑

これからも、Driveではビジネスだけでなく、「教育」のイベントも特化して行っていきますよ!こんなのやってほしい!というのがあれば、是非SNSなどでご連絡下さいね!!!

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P.S.
ちなみに、僕が個人的にDriveでやりたいと思っているのは、この企画(
Microsoft Education Exchange)民間と学校が入り混じった世界最大の教員研修ですと…。興味がある方、連絡下さい!実現するパワーが出ます…!笑