「SAPPORO Incubation Hub DRIVE(サッポロ・インキュベーション・ハブ・ドライブ)」が、一般社団法人日本オフィス家具協会(JOIFA)主催の「第1回JOIFAオフィスアワード」の特別賞を受賞しました。オフィスアワードは、時代背景の変化に合わせて継続的にオフィス改善に取り組んでいる団体や個人を表彰して、オフィスのさらなる進化を啓発し、日本経済の発展、文化の向上に寄与することを目的としています。全国から34社が応募し、第1次書類審査、第2次バーチャル見学審査を経て、優秀賞4社、特別賞1社が選ばれました。
「DRIVE」は2020年7月に開設。内装材に厚真町の被災木や刷版を活用し、新聞社ならではの館内装飾を施しました。複数人で共用するコワーキングスペースや多目的なイベントスペース、起業の相談窓口などを備え、自治体や民間企業とも協力し、チャレンジする方々を後押しするコミュニティスペースに取り組んでいます。昨年度までの延べ来場者数は2万人を超えました。
表彰式は東京で4月27日に行われました。審査委員長の地主広明・東京造形大デザイン学科教授からは、「奇をてらったデザインではなく、地域社会との調和が維持された施設。施設の設備は平均点だが、突出した地域巻き込み力がある。その点を高く評価した」との講評をいただきました。