「イベントのコンビネーションはばっちりでしたが、シャッタータイミングのコンビネーションはいまいちです、、、。」
10月26日(木)SAPPORO Incubation Hub DRIVEで開催された、【実はみんな気になる!?スタートアップの基本の「き」を知ろう!】のレポートをSub Manager川又がお届けします。
第2回目となる今回も、北海道経済産業局スタートアップ支援認定コーディネーター、DRIVEのオーガナイザーである、大久保徳彦氏(株式会社POLAR SHORTCUT代表取締役)をゲストに迎え、DRIVE Community Manager中野智文が進行する形で行いました。
当日の内容と、参加者の様子をお伝えしていきます!
進行役であるDRIVE Community Manager中野自身も、スタートアップについて正しく理解していないことに気が付き、他にもスタートアップの基本について知りたい人がいるのでは?との思いで同イベントを企画しました。
待望の第2弾となる今回は、10代の高校生から50代以上の方まで幅広い世代の26名の方にご参加いただきました!
受付が始まり続々と集まる参加者のみなさん。
「こういったイベントは初めてなので緊張します、、!」
「質問を考えてきました!」
「スタートアップ支援者の身として、改めて勉強しにきました!」
など、イベントが始まる前から多くの声が聞かれました。
スタートアップには、明確な定義があるわけではないのが特徴です。
実業家田所雅之の著書「起業の科学」ではアメリカの起業家スティーブ・ブランクによると「スタートアップは、再現性のある利益を生み出すビジネスモデルを探索する一時的な組織」と定義されているのです。
探索する一時的な組織というのが重要で、スタートアップとは事業が拡大する前の状態をさしています。
イベント中は、スタートアップについて知るだけでなく参加者同士が、参加目的をシェアすることで、お互いの理解を深めていきます。
また、参加者同士が打ち解けることで、空気が和やかになっていきました。
終盤には、お待ちかね(?)の大久保さんへの質問タイム。
参加者からいただいた質問を一部ご紹介していきます。
「スタートアップで起業することの魅力は?」
ーーいい質問ですね!
急成長を目指すスタイルなのか、ステップを踏んで10年と少しづつ進歩していきたいのかが重要です。
少人数でやりたいのか?規模を大きくしたいのか。
スタートアップは、エクイティ(株式)を活用して大規模な資金調達ができることが最大のメリットです。
「どの媒体からスタートアップの情報を集めていますか?」
ーーX(Twitter)からの情報やnoteの記事を見つけている。
情報収集の時間として、1日に1-2時間程度はSNSやニュース記事を見る時間を作って、時間がない時は自分専用のSlackにまとめて送っています。後ですぐに見られるようにしています!
「アイディアがある場合、最初の一歩はどう踏み出せばいいの?」
ーー自分の周りにいる人に、とにかくたくさん話して多くの人に伝えていくのが重要です。
「スタートアップはなんでこんなにあるの?日本経済は発展するの?」
ーー大きく成長するスタートアップは、経済成長のドライバーとなりうる可能性があります。スタートアップで資金を調達できれば、雇用を創出でき、利益をあげられれば従業員に還元でき、結果的に日本経済の発展に繋がるかなと思っています
トークセッション終了後は、飲み物を持っての交流タイム。
多くの出会いや会話から、新しい交流が生まれていました!
イベント後に、参加者の方からいただいた感想を紹介します。
”スタートアップでの起業方法とその意味や目的など、ぼんやりと理解していたところがクリアになりました。(40代・男性)”
”スタートアップがどんなものなのか、もっと沢山の人に理解してもらいたいので、ぜひまたやってもらえると嬉しいです。支援側である自分も学びがあって、とても有意義な時間でした!(30代・男性)”
”私自身はまだ何も始まっておりませんが、スタートアップの意味がわかりました。参加された方とのお話を聞く中でヒントや勇気をもらえ、これからの自身の取組への励みになります。ありがとうございました。(40代・女性)”
今後もSAPPORO Incubation Hub DRIVEでは、定期的に様々なイベントを開催する予定です。
クローズが予定されている来年3月まで残り短い期間ではありますが、DRIVEから札幌を北海道を盛り上げていきますので、どうぞよろしくお願いします!