STAFF

2022/08/24

コミュニティスタッフ 布川舞桜

こんにちは。
北海道教育大学札幌校3年ぬのかわまおです。
名前の漢字は舞桜と書きます。
4月27日生まれの21歳です。

-好きなもの

〇チョコレートとイチゴが好きです。
めちゃめちゃ甘党なので、甘いものは基本好きです。
最近はカヌレにはまっています。

 

(左:円山茶寮、おすすめです。 右:小樽のアリンコモウダッシュ

 

〇海が大好きです。(いろんな方と話すのが大好きです。)
糸島の海、大学近くの海、小樽の海、積丹の海、、、全部全部大好きです。
水自体好きなので、海でなくても川や湖も大好きです。

 


(左:福岡、糸島の海 右:支笏湖

 

〇空も好きです。
本当に天使がいるんじゃないかって思うくらい、雲って素敵ですよね。

 

 

〇美味しいものが好きです。
おすすめのお店があれば教えてください!

 

(左:シハチ鮮魚店 右:パスタをつくるのが好きです

 

‐過去

私は札幌の南区にある藤野というところに生まれました。
定山渓まで車で20分ほどの、札幌市のはずれにあります。
よく学校の近くにヒグマが出て集団下校になったことを覚えています。

大学は北区にあるため、通学は往復60キロ越えです。
高校には往復3時間~4時間かけて通っていました。
もともと人酔いすることもあり、部活の荷物や教科書を抱えながらの通勤ラッシュ通学は、
当時17歳の私には地獄でした。

しかし私は、藤野で生まれ育って良かったと思っています。  
それは、藤野で、人生を変える出会いがあったからです。  

先ほど書いたように、私は藤野で生まれました。
私が三歳の時に弟が生まれます。

(小さいころの私)

小学校1年生の時に父が射撃の腕をかわれて単身赴任に(父は自衛隊員なのです)、
私は母と弟と、母方の祖父母の家で暮らすことになります。

小学生のころの私は弟の存在もあり、母を困らせたくない気持ちが強く、
「ちゃんとしなきゃ」と常に考えていたため、いわゆる「いい子ちゃん」だったと思います。
でも、あまり覚えていないんです。
昔のことだから、ではありません。
 

中学校で、私の人生をがらっと変えるものに出会います。
ハンドボールです。

今まで、暇な時間はすべて読書とお絵描きに費やしていたいい子ちゃんは、
毎日あざをつくりながら部活をする女の子に変わりました。

藤野中学校は全道常連の強豪部だったので、
13歳の超インドア少女には過酷すぎるメニューをこなしていました。
「吐くなら出てけ」と言われ、出ていって吐いたら怒られ、
吐きながら練習したら怒られるという、よく分からない環境で練習していました。(笑)

そのかいあってか、全道大会にも出場でき、札幌選抜にも選ばれました。

選抜大会で札幌西高校のハンドボール部顧問の方に声をかけられ、
死ぬ気で勉強して札幌西高校に入学しました。
高校ではもちろんハンドボール部に入り、吐くことはないものの、
これまたしんどい練習を毎日行っていました。

最終的には全道準優勝、個人では国体選抜に選ばれました。
ハンドボールに出会う前、自分が何を考え何をしていたのか、冗談抜きであまり思いだせません。
ハンドボールに生かされているのだと、本気で思います。

(左:全道大会 右:高校の時のチームメイト

藤野で、もう一つ人生を変える出会いがありました。
それは、人間関係での悩みです。
狭いコミュニティならではの苦く辛い経験をしました。

そんな私を救ってくれたものが二つあります。 一つは本、もう一つは勉強です。

小さいころから読書が習慣づいていたこともあり、悩んだら私はまず本を読みました。
「図書館に逃げた。本の中までは、誰も入ってこれなかった。」
という言葉を聞いたことはあるでしょうか。
本は著者や登場人物との対話のようなものです。
本の中には、私を悩ませるあの子は居ませんでした。

本を読めない時は、ひたすら勉強しました。
勉強すればするほど色々な事柄がつながっていって、
教科の境界線なんて無いんだ、

すべてつながっているのだと感じた気持ちよさを今でも覚えています。
褒められるから、いい子と言ってもらえるからではなく、
楽しいから勉強するようになったのはこの時からです。

当たり前ですが、勉強すると選択肢が広がります。

中3のはじめに合格可能性2%だった札幌西高校に、 3番の成績で入りました。
あの時の自分のような生徒を手助けしたく、生徒と比較的多く関われて、
かつ進路選択という選択肢の提示を行える中学校の教員を目指し、
北海道教育大学札幌校に入学します。
自分を救ってくれた「ことば」というものに興味があったので国語教育分野に進みました。
 

-現在と未来

古典の時間に源氏物語に出てくるうんこについて楽しそうに話す先生を見てわくわくし、
教員を目指して教育大に入りました。

大学ではハンドボール部に所属しています。
最近部長になりました。
その他、札幌のシニアチームにも所属しています。
すごい人たちばかりでついていくのに必死ですが、楽しいです。

大学では、小学校、中学校、高校の教員免許と司書の免許をとり、
またハンドボール審判とコーチ資格をとるため勉強しています。

学外では、DRIVEのほかにライターのバイトや集団塾のバイトもしています。
この前集団塾の講師ランキング全国一位をとることが出来ました。

また、edufesという教育イベントで「あしたの寺子屋」の嶋本さんと出会い、
今は「あしてらキャンプ」に向けてお手伝いをさせていただいています。

他には、猿払村という北海道の北にある村の事業に、
オンライン学習ボランティアとして参加させていただいています。
最近猿払の自治体の方と知り合う機会があり、実際に猿払に伺うことになりました。

6月に行われたStartup Weekend という大会で優勝することができ、
アプリ開発のためスタートアップや開発について勉強中です。

(美容学生と中高生のマッチングサービスを提案しました。)

最近はフリースクールや、自治体の教育事業にも興味が出てきました。
紹介してもらった人に片っ端からダメもとで連絡し、
お話の機会をいただいて(優しく快諾してくださる方が多く、嬉しい限りです)
色んなことを学ばせていただいています。

ここDRIVEで一緒に働いているうららと、
大阪や東京のフリースクールや寺子屋に行きまくろうという計画もしています。
DRIVEに誘ってくれたのもうららです。
「私のバイト先めちゃいいよー!」と言われ、興味本位でDRIVEに伺った時にわくわくしたため、
ここで働くことを決めました。

学んでいく中で、自分の無知加減に悔しさを覚えながら、とんでもなくわくわくしています。
何者でもない自分は、これから何にでもなれると思うからです。

(いろんな方と話すのが大好きです。)

教育は視野と選択肢を広げられる、とんでもなくわくわくするものです。
教育は学校だけで行うものではありません。
全てのおとなは素晴らしい先生です。
まち全体が学び場になるといいなと思っています。  

DRIVEでは、まず私自身の視野と選択肢を広げたいと思っています。
ここにはかっこいい「先生」がたくさんいます。
色々な先生たちと関わらせていただく中で、様々な物の見方や新しいことをたくさんたくさん学びたいです。
そうすることが、未来の私の生徒たちの学びにつながると信じています。
教育やことばに興味がある方もそうでない方も、DRIVEにいらっしゃった際にはぜひお声がけください。
あなたがわくわくすることを、知りたいです。一緒にわくわくしましょう!
 

ちなみに… お話した人の言葉から、その人のまわりに色がみえます。
興味ある方も、そうでない方もぜひお話しましょう!